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市教委の金品・推薦名簿授受問題は継続調査、再検証が不可欠

調査検証チームは、828日にこの問題の最終報告書を発表しました。市教委が「長老」に人事案を見せて意見を聞く内覧に関しては、地公法上の守秘義務違反と断じ、内覧で人事が修正された可能性にも言及しました。そして内覧を「教育委員会制度に対する冒とく」と強い言葉で非難しました。
金品の授受に関しては「市民の疑惑や不信を招く行為」として、過去一部校長会・市教委OBからでた「必ずしも悪いとばかりは言いきれない」という自己弁護的な見解を全否定しました。
これは当然のことですが、金品が人事に及ぼす影響と「推薦名簿」に基づく不正な選考は、確認できなかったとあり、調べが十分ではない印象を受けました。
「推薦名簿」の横行を許した背景には、現行の昇任人事制度の問題があります。すなわち本市のそれは校長推薦制をとっており、特定の個人の恣意が入るものです。団体から「この者を校長に拾ってやってくれ」と推薦名簿が出れば、それを軸に人事がすすみ得るシステムですが、最終報告ではこの点についてまでは触れられていませんでした。
また今回の報告では、愛教大学閥についても言及がありました。この件については、わたしたち(※)は、機会あるごとに「今回の件の背景に根強い愛教大学閥あり」と訴えていましたが、最終報告では「(人事に関して、愛教大出身者に対し)不当な優遇措置があったとは断定できない」とその実態に踏み込みませんでした。
愛教大学閥は教職員課管理主事の多数や校長会幹部の全員を占め、長年に渡り本市教育行政における意思決定の中心となっています。近年は、校長に愛教大出身者の割合が減っているものの、依然として学閥の勢力は巨大で、その影響は学校現場の隅々まで浸透しています。他都市ではあり得なかった長年の悪習は、学閥の存在あってこそ成り立つものです。
最終報告書では関係者の氏名は伏せられ,彼らの処分は市教委に委ねられました。また金品の額や流れは不明確でかなりの部分が曖昧にまとめられています。金品や「推薦名簿」が人事をどう歪めているか、学閥がもたらす影響はどの程度の大きさでどんな影響を与えているかを中心に、深く切り込んだ調査をさらに行い、今闇の中にある真実が表にでなければ、問題の本質はないがしろにされたまま、市教委から関係者のごく軽微な処分と検証チームからの提言をなぞっただけの表面的な再発防止策、あるいは小手先の教職員課改革が発表されるだけです。となれば、学閥を背景とした不正は狡猾の度合いを高め、巧みに形を変えて再生産されます。市教委内に生ぬるい対応しかできないコンプライアンスの部署をつくったところで抑止力になるか、甚だ疑問です。
まずは早急になされなければならないのは、さらなる全貌の解明・学閥の実態の再検証です。
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10月17日 小学校教頭・教務等の持ち時間今年度分掲載 
  


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